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名前の由来

   歙硯の全称は「歙州硯」です。歙州硯はまたム源の龍尾硯を指しています。龍尾硯はム源の龍尾山に産出されるから、その名が得られたわけです。唐、宋の時代から人々に珍重されていたため、その後、歙州は集散地になり、作硯場もここにあったところから、州名をもって歙硯と称したのです。

ム源風光
龍尾山
ム源風光
龍尾山

   歙州石が発見された唐の時代にはム源(今江西省に属される)は安徽省の古歙州(後徽州に改名)の所轄地芙蓉渓でした、当時の行政府は歙県に置かれて、歙県、休寧、祁門、ム源などの六つの県を管轄してあった。州名で物を名付けることは昔からの習慣である、例えば、湖筆の産地は湖州の所轄の善れん鎮にあるが、州名で湖筆と称し、このように、龍尾硯はまた歙硯という称呼があるようになりました。

   いまでは、「歙硯」は通常「歙州から産出される硯、つまり、広義では古歙州府管内のかなり広い地域から採出される同質の石で作られた硯」と、龍尾硯は「ム源の龍尾山あたり、及び芙蓉渓に沿った地域から産出されるすべての硯石の総称」と解釈されています。

 

 
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